補聴器外来
聞こえにくさを感じたら
耳鼻咽喉科を受診しましょう。
医師の診察を受けずに補聴器を購入した方の中には治療が必要であったり、
適した補聴器をつけておられない場合がみられます。
ご自身にあった補聴器を見つけるためには、補聴器相談医である耳鼻咽喉科医に相談することをおすすめします。
聞こえにくさを感じられましたら、まず耳鼻咽喉科を受診して下さい。
補聴器外来
補聴器外来では、日常生活における会話が聞き取りにくい方や大きな声でないと聞き取りにくい方を対象に、
補聴器を装着することで聞こえがよくなるかどうかを調べます。
効果があれば、補聴器の装着に向けて最適な補聴器を選び、聞こえの調整や装着方法のご説明をさせていただきます。
また、既に補聴器を装着している方は、その補聴器が最適であるかどうかを調べ、必要であれば適切な調整を行います。
補聴器の種類
補聴器の種類は主に「耳掛け型」「耳あな型」「ポケット型」の3種類あります。
聞こえの程度や生活環境に適したものを使用します。
耳掛け型
耳にかけて使用するタイプの補聴器です。操作が簡単で、耳を塞がないため、閉塞感もありません。
デザインも豊富です。
耳あな型
耳の穴に入れて使用するタイプの補聴器です。小さいため、目立ちにくいです。オーダーメイドタイプもあります。
ポケット型
本体とイヤホンをコードで繋ぐ小型ラジオのような補聴器です。手元で操作できるため、操作が簡単です。
補聴器外来受診の流れ
診察(初診)
まずは日常生活での聞こえの状態を把握するため、聴力検査を受けていただきます。
補聴器が必要で効果があるかを診察した上で、補聴器外来を予約させていただきます。
補聴器外来受診・
カウンセリング(予約日)
- 補聴器外来受診・カウンセリング
- 補聴器の選択・フィッティング
- 貸出・テスト装着
ことばの聞き取り検査を受けていただきます。補聴器を装着する前と比べてどれだけ聞き取りがよくなったか、
補聴器の装着で聞こえの効果があるかどうかを判定します。
聞こえの程度や使用環境に合わせて補聴器を選び調整(フィッティング)します。
補聴器を貸出します。実生活での聞こえの効果を無料で2週間~1か月間お試しいただきます。
再調整(2回目以降)
補聴器の効果をお聞きし、補聴器を購入するかどうかを検討していただきます。
聞こえに不安がある場合は、再度調整した上で試していただいたり、他の補聴器を試していただくこともできます。
また、あまり効果がないようであれば補聴器を返却していただくことも可能です。
アフターケア(補聴器使用後)
耳垢や汚れがあると、正常に聞こえなくなる場合があります。
補聴器を使用していて急に聞こえが悪くなるなど、聞こえに変化があった場合は医師までご相談下さい。
補聴器相談医とは?
補聴器相談医は、難聴の患者さんが適切な補聴器を利用できるように、日本耳鼻咽喉科学会の講習を修了し認定を受けた耳鼻咽喉科専門医です。補聴器相談医は聞こえが不自由に感じるようになった人に対して、耳の状態を診察し聴力検査を行い、難聴の種類を診断します。治せる難聴に対しては治療を行います。治せない難聴に対しては補聴器が必要なのかどうかを診断し、必要があれば専門の補聴器販売店と連携してその人に合った補聴器を選びます。
補聴器外来はいつしていますか?
予約制で、火曜日と木曜日の14:30~15:30に行っております。事前に医師の診察が必要となります。医師の診察の上、必要な方にご予約をお取りしております。
CLINIC INFO
▲ 水曜は診察・手術※土曜は13:00まで
水曜午後、土曜午後、日曜、祝日
滋賀県近江八幡市
耳鼻咽喉科・アレルギー科
むらかみ耳鼻咽喉科クリニック
〒523-0041
滋賀県近江八幡市中小森町339-1
- 近江鉄道バス 桜ヶ丘停留所下車 徒歩3分
- 中小森町交差点角スグ